キモノつれづれ

花火大会やお祭りのシーズンとなりましたね。

浴衣着付けレッスンにいらっしゃる生徒さんに、以下の二点をよくご質問いただきます。
「タオルはなくてもいい?」
「浴衣の下に着るのはTシャツや肌着等ではダメ?」

タオルは体形補正のために使用するものですが、汗取りと紐の食い込みを防止する役目もあります。タオルなしでラフに着こなすことももちろんかまいませんが、着崩れを抑えるためにもあったほうがおすすめです(^_^)

浴衣の下に着るものですが、ワンピースタイプのゆかた下や、上下別になっている肌襦袢と裾除けやステテコなどがあります。これは省略せずに着なくてはなりません。といいますのも、じかに浴衣を着ると、浴衣が足にまとわりついて大変歩きづらいです。また、特に薄い色の浴衣は透けやすく、後ろから見ると下着が透けて見えてしまうのです…!(>_<) 前から見ると気づかないのですが、後ろはとても透けやすいです。気を付けたい点です。


浴衣着付けレッスンでお教えしている帯結びのひとつ「みやこ結び」ですが、「しまりにくい帯のため結び目が落ちやすい」「もっと立体的にしたい」といったときのための一手間があります。本日は、そのやり方をご紹介したいと思います@(^-^)@

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昔の帯に多いですが、二巻きするとたれが足りない短い帯や、普通に巻くとポイント柄がうまく出せない位置にある帯、があります。どちらも同じ巻き方で対処できますので、その流れを載せてみたく思います。参考にしていただけたら幸いです。(*^-^)

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半襟は汚れたら取り外して洗うので、簡単に付けて外せるようにと、私は普段着のときはだいたい安全ピンか両面テープで付けております。

両面テープは、ニチバンの「両面テープ ナイスタック (しっかり貼れてはがせるタイプ)」を使用しております。粘着力がひとつ下の「弱」のテープも試しましたが、こちらは半襟がはがれやすくて、貼る際に半襟にしわができやすかったので…(;^_^

最初に長襦袢外側の襟のふちにテープを半襟の長さ分貼り、縫う時と同じように半襟の幅を長襦袢の襟に合わせて内側に折り、ぴたーっと貼り付けます。それから長襦袢内側の襟のふちにテープを貼り、半襟のしわをのばしながら内側にもぴたーっと貼り付けます。

シーズン終わりにこのテープで半襟を付けて取り外し忘れたことがありましたが、貼った数週間後でもきれいにはがすことができたので安心のテープです。「半襟用の両面テープ」も販売されていますが、近くで売っていなくて通販するしかないため、ニチバンの両面テープは文具店で売っているので重宝しております。一度はがすと粘着力が落ちるため繰り返し使うのは難しいですが、短時間で半襟付けができる気軽さは嬉しいです(^-^)

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使っていた三重紐のゴムが伸び伸びになってきたので、ユザワヤで2cmの綾テープとソフトゴムテープを購入し、作ってみました。練習用ですし、作ったほうが安いので・・・。特価品で300円ほどでした。カットして縫うだけなので、簡単です(*^-^*)

成人式、お疲れ様でした! 私はお世話になったところから前もって応援を頼まれていたため、池袋の着付け会場にお手伝いに参りました。早朝にも関わらず、お嬢様方はみんな元気で、こちらが元気をいただくほどでした…! お嬢様方の御仕度をお手伝いすることができ、幸せでした。ありがとうございました(*^-^)

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